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日像上人について

日像上人は、日蓮大聖人の孫弟子にあたり、日朗上人(大聖人の六大弟子の一人)の弟子であります。
大聖人がお亡くなりになる時には、まだ12歳で、経一麿という名前でした。経一麿は、大聖人から枕元に直々に呼ばれ、「帝都(京都)にお題目を弘めなさい」と遺命されます。

成長されるに伴い「日像」と名前を変えられ、25歳の時、大聖人からの遺命を実現するために、上洛(京都に入る)を決意されます。京都に入った日像上人は、都の大路に立って多くの人々に法を説かれ、次第に上人の説法を聞いてお題目を唱える信者が増えていきました。
しかし、それが他の宗派からの嫉みとなり、妨害を受けることになります。
【三黜三赦(さんちつさんしゃ)の法難】といって「三度の京都追放と赦免」を被りながらも日像上人は、ついに京都でお題目を弘めてもよいという勅許(ちょっきょ:天皇の許し)を得ました。そして、京都にお題目を弘めるための最初の道場「妙顕寺」を建立されます。
この妙顕寺を中心として、お題目は京都の町中に弘まっていくことになるのです。