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日蓮聖人一代記07

〈立正安国論上呈〉

日蓮聖人が居られる鎌倉では、大地震や疫病等で悩まされておりました。
市中で苦しんでいる人々を見て、日蓮聖人は『この災難の原因は
鎌倉幕府と正しい法(仏教・教え)が乱れている』と見なして、
駿河国(現在の静岡県)岩本の実相寺の経蔵にこもり、
文応元年(1260)7月16日幕府に、災難の原因とその対策を書いた
『立正安国論』を提出しました。
大聖人39歳の時です。
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