江戸時代、この付近に断罪の仕置場あった。
熱心な法華経の信者であった若松庄九郎と熊野屋弥兵衛の両名は、悪業の因縁によって死刑に処せられ命終した人達を憐れみ、この人達を仏陀の大慈光によって永劫流転の苦悩から救いたいと宝塔建立を発願した。
伊豆小松原より大石を切り出し、八年の辛苦を経て文化十二年（一八一五年）に宝塔は完成した。
爾来、死刑場に牽かれた罪人いずれも宝塔の前に懺悔合掌し、佛の慈光に救われたという。
智妙日省法尼を開基とし、天保元年（一八三〇年）宝塔守護のための尼僧寺として堂宇が建立されたのが、当山の起こりと伝えられる。

1月6日	寒修行
2月最終土曜日	ご祈祷会
4月6日	永代経法要
8月10日	お盆施餓鬼法要
8月15日	精霊送り
11月12日	宗祖御会式法要
毎月24日	清正公御縁日