当山は寛永17年(1640)、市内大本町にあった天岳寺という曹洞宗の寺を、松樹院日用上人が日蓮宗に改宗し、一翁山と号す。その後、第3世本地院日栄上人が当地に移し、現在にいたる。通称・山寺という。

境内にある妙感寺古墳の上には、最上稲荷が勧請されている。平成12年、立教開宗750年慶讃事業として本堂・庫裡を再建する。

春・秋彼岸施餓鬼会、お盆施餓鬼会、最上稲荷初午祭、最上稲荷夏祭、宗祖報恩お会式。

当山の境内にある古墳時代前期に造られた前方後円墳で、長さ95ｍ幅50メートル 県下5番目の大きさがある。県指定文化財。

本堂裏に成瀬家6代・正典公の側室及びその子成瀬快園公など3基の大型墓碑が立つ。

赤穂浪士・片岡源五右衛門の兄家族の墓。白梵庵馬州の墓碑及び句碑。

境内の真ん中には樹齢三百年の彼岸桜などがある。